世間的には大型連休も終わってしまいましたが、やはり例年に比べると静かな連休だったような気がします。
私も先日ですが、厄除けのつもりで ( とぉぉぉぉぉくっの昔に厄は終わっておりますけど )滋賀県の立木観音さんに行きました。
実は春先の暖かくなりそうな時期に毎年行ってはいるのですが、いつもこの階段でへばります。
登り始めの看板には「700段余の階段」と記されております。
空海(弘法大師)が厄年の42才に建てた事から厄除けとしての信仰が始まったらしいですが、何でこの階段の上なの・・て、いつも思いながら登っておりますです。
登っている最中には、下ってこられる方がすれ違い様に「こんにちは・・」と声を掛けてくれます。
勿論・・「こんにちは・・」と返すのですが、結構キツイ時もあるのです。
最初にハリキリ過ぎて、段々へばって来るときに限って、下って来られる方が続くこと続くこと・・
最初は、大きな声でハッキリと「こんにちは・・」と返答するのですが、次第に・・「こんにちはっ・」・・「こんいち・・・はっ」・・「こんひっつつ・・はっ」・・と目も合わさず、誰が声御を掛けてくれるのか確認出来ない状態です。
本当に何の修行かと思いますわな・・
ゼイハッァゼイハッアしていると、肺に空気が入って行く感じが凄く分かります。
いつも大体頂上まで2,3回休憩しますが、今年は特にキツク5回の休憩をしました。
体力がネェナァァァと実感する時。
(ええ・・勿論小学生くらいの子供に抜かれております。)
そうこうして何とか登りきり、お参りもして、さぁ帰りの下りです。
帰りは声を掛ける方ですので、登って来られる人々に・・もっちろん大きな声で・・
「こんにちはっっ」
お爺さん、お婆さんにも「こんにちはっっ」
親子で登られる方にも「こんにちはっっ」
得体の知れない方にも「こんにちはっっ」
少し鬱憤を晴らす感じで、気持ち良いもんです。
自分が登る時は結構必死なので見えてませんが、下りるときは色んな人の顔が見えます。
涼しい顔で登られる人
険しい顔で登られる人
どうしたん・・と思う程に汗をかきながら登る人 <や○ら さんの事です。>
結構知っている方とも出会います。
日々登れたら運動不足の解消になるのですが、年に1回ぐらいしか行かないので、運動不足解消というよりも気分転換という感じで行っております。
緑、空気、達成感・・・
良いもんです。
もし、行かれた方で、私が登っている最中に見かけても、慈悲の心で声を掛けないでください。
何卒宜しくお願いします。