先日の新聞に掲載されていましたが、昨年末に施行された「都市低炭素化促進法」によって、京都でも認定制度がスタートしました。
一定の省エネ基準をクリアすれば、ローン減税を受けることができます。
外壁や床に10センチの断熱材を使ったり、窓に復層ガラスを入れたり、太陽光発電パネルと蓄電池を設けたりするなどが対象となります。
低炭素住宅として認定され、計画通りに建築・増改築がされれば、住宅ローン減税の控除限度額が10年間引き上げられます。
暖房などに使う化石燃料を減らし、炭素→温室効果ガスの発生を減らそう、という取り組みです。
詳しくはスタッフまたは、京都市建築指導課までお尋ねください。
京都市の紹介ページ
不動産ニュース: 2013年1月
先日の新聞で紹介されていましたが、京都市が2012年4月に制定した「伝統的な木造建築物の保存及び活用に関する条例」が初適用されることになりました。
適用をうけるのは、幕末に建てられた築151年の京町家で、龍谷大学が町家キャンパスとして利用する予定です。
(一定規模や地域で)建築物の増築などをする際には、建築基準法が定める防火や耐震性をクリアする必要がありますが、京町家の風情を残したままでの基準のクリアは難しいものとなっています。
そこで、「伝統的な木造建築物の保存及び活用に関する条例」が適用されると、建築基準法の適用を除外され、京都市が設定した町家らしさを残す独自の基準により再生を行おう、という流れが生まれました。
伝統的な木造建築物の保存及び活用に関する条例
京都市のリーフレット
今後の条例適用の広がりに期待したいです。