ここ数日は、暑いぐらい良い天候です。
遠い昔の事になりますが、この陽気な時期はバイクに乗って走り回っていた事を思い出します。
原チャ(原動機付き自転車<排気量50cc以下のバイク>)では、市内を中心に、北は雲ヶ畑・・・南は枚方まで、色んなところに行きました。(自称ツーリング)
昔ってバイクは安かったんです。
ちなみに人気NO!が、パッソルで、30000円以下で買っておりました。
その後、パッソーラ・・ホンダのタクト・・ヤマハJOG など色々乗り回しておりましたなぁ
当時の50ccはヘルメットが不要でしたので、髪の毛をなびかせながら走れたのも人気の一つです。
また、若かったせいもありイチビッテ曲がり角では出来るだけ車体を倒して、ステップをガリガリ地面に擦るのが快感でした。
右にガリガリッ・・・左にガリガリッ・・・たまに予想以上に地面に引っかかり、ガコンッと大転倒・・・
(大概が交差点での出来事の為、通行人の大注目・・恥ずかしい・・)
また、丁度その時期は空前のバイクブームだったように思えます。
映画では、草刈 正雄さん主演の「汚れた英雄」が無茶苦茶流行っておりました。
内容は、女性に貢がせてレースに出場しまくるといった内容で、ハッキリ言って女ッタラしの男の話ですが・・カッコイイんです。
その映画のテーマソングを、カセットテープで聞きながらバイクの話をするのが普通でしたね
マンガの本でもバイクが出てくる話は多く流行しておりました。
湘南爆走族、あいつとララバイ、ふたり鷹、・・・そして バリバリ伝説・・・
みんな真似をして、ヘルメットに柄や色を付けてオリジナルヘルメットにしてました。
またTVでは、西部警察という刑事ドラマの中で、館ひろしが真っ黒に塗装してタンクのSUZUKIの社名だけ赤にしてた スズキのGSX1100Sカタナ が激渋で流行の走りにもなってました。
そういった流行もあり、各バイクメーカーもこぞって、今の現行となるバイクを次々発表しておりました。
当時話題になっていたバイクは・・
ヤマハ・・XJ400(ペケジェイ)、RZ350(サンハン)、TZR250(レプリカ使用)
ホンダ・・CB400F(ヨンフォア)、VT250F(ブイチー)、CBX400F
スズキ・・GSX1100S(カタナ)、GSX1100S650G(ロクハンジー)、GSX400X(インパルス)
カワサキ・・Z400GP(ジーピー)、GPZ400R、GT380(サンパチ)、ゼファー400、750RS/Z2(ゼッツー)・・
本当にキリが無いほど、沢山のバイクの種類がありました。
今のバイクはレーサーレプリカ使用が多く、価格も高額ですが、当時は古いバイクからの切り替わり時期もあって、古い形を残しつつ、性能UPといったバイクが多かったように思えます。
そんな世の中のまっただ中に青春をしておれば・・・
ハイ私も・・
当然のごとく単車にまたがり・・
当時良く走りに行った将軍塚の展望駐車場へと向かいます。
土、日の午前中には、多くのバイクが集まり、1号線から三条通りに抜ける道から展望駐車場までの峠道をレース感覚で走り抜けます。
(今で言うと ローリング族ですな)
駐車場では、冒頭に出ました「汚れた英雄}のテーマソングがテープでガンガン流れており、
その音楽に合わせて、皆「いきまぁぁぁぁぁす」てな感じで カッ飛んで行きます。
そうです。私めも・・・・・・・・・・・・・
「いきまぁぁぁぁぁぁぁぁぁす」
ヴァァァァン・・・ヴァン・・ヴァァァァァァン・・・
最初のコーナー・・・
クラッチを握り、一度アクセル・・ヴアァァン・・
エンブレ(エンジンブレーキ)を抑えつつ、シフトダウゥゥゥン・・・
車体をコーナー出口に向け・・
傾け・・
思いっきりハングオン・・・
ガッ・・・・・
ガガッ・・・・・
ドンガラガッシャァァァァン
バイクと仲良く滑る・・・一瞬のツーリング
地面と空が交互に映し出される・・ワァオッ
ハイ終点・・・・ドォォォン・・ガコッッツツ
ガードレールがキャッチ・・・
それを見ていた仲間が、ガードレールに挟まった、私とバイクを引っ張り出してくれる
そして駐車場で、暫く仰向け状態
怪我が酷かったり、意識が無い場合は、即救急車を呼びます。
私は、頑丈だったのか一度も病院に行った事は無くて、手足をブラブラしながら学校に行ってましたね
(ちなみにそんなバイク事故が余りにも多く多発するので、今の将軍塚は指定時間内以外はバイク通行が出来なくなってしましました。)
今でも、バイクは多分乗れますが、怖くてスピードは出せないし曲がり角なんて止まる感じでないと曲がれないです。
慣れなんでしょうね
もっと年をとってからの夢ですが・・・
死ぬまでに一度、外国の道をバイクに乗ってツーリングしたいです。
バイクはヤマハのVMAX希望
いつかきっと・・・
・・
・・
多分・・
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