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センチュリー21 ハウスネット関西(株)下鴨店: 2009年9月アーカイブ

入院・・・2


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続き・・・

 

そんなこんなで、入院生活なったわけですが、入院中は空気を送る機械からのパイプを左脇腹に挿入されている状態で、一心同体の入院生活になります。

その機械(機械といってもラジコンのリモコンぐらいの大きさです)はキャスター付きで、自分で押して移動ができます。

ベットで寝ていても、キズの痛みやケツの痒みでじっと出来ないので、しょっちゅう病院内を夢遊病患者のようにウロウロしておりましたが、またこのキャスターの音がカラカラという音で、結構病院内に響くのです。

トイレに行っては・・・カラカラカラっ

院内のコンビニに行って・・・カラカラカラっ

病室内で・・・カラカラカラッ

ナースステーションの前を通るたびに看護士さんにチラ見されてました。

(2日目ぐらいから、前を通っても無視でした・・悲しいかな・・・)

夜も消灯が10時ぐらいで、廊下には誰もいなくなり寂しい感じになります。

ええっお察しのとおり・・カラカラカラッと響かせながら地下・1階・2階・・・・・7階とウロウロと歩き回るのですが、何か静まりかえった院内をカラカラいわしながら徘徊していると何かの妖怪か・・と自分で突っ込みます。

そうして、11時頃自分のベットに入り、何とか寝ます。

ZZZ・・・

次ぎの日の朝は、6時ぐらいから看護士さんが、同室内の他の患者さんの検診をされますので、嫌でも目が覚めてしまい、そうして、・・・カラカラカラっ・・・カラカラカラっ・・・

1日のはじまりです。

 

そんなこんなで、日々を過ごしていき、いよいと機械を外すという事まで回復しました。

しかし前回の事が・・・

キツイ痛みに絶えて機械を外したのに翌日に再度つけ直されて、手術となったトラウマが・・・

そんな事はお構いなしに先生と看護士さんは淡々と準備をされて、

<はい横向けに寝て下さい>

またも出ましたあの痛い注射を脇腹にブスっ・・・チュウゥゥゥゥ

<いっ・・・痛いぃぃぃぃぃぃぃこのボケっ・・・>心の叫び

そして、パイプを・・ズボッ・・と威勢良く一気に取り除く・・・ウゲッ

そして、縫う・・・縫う・・

身軽になりカラカラっともオサバラだが、明日のレントゲンで問題無ければ、自宅療養になるという段取り。

前回はこのレントゲンで引っかかり、医者が慌てて手術と判断したのだが、今回こそは大丈夫かなと心配して夜を明かした。

翌朝・・・

レントゲンも無事問題無く、自宅療養を許可されたのだ。

ヤッター・・

でも痛い・・・

先生にパイプを外したのに痛みが治まらないのは何故だ・・と聞くと。

<手術の時に肋骨の間から鉗子をいれてグリグリしたので、肋骨の肋間神経痛を少しキズつけてしまい、一ヶ月ほど痛むよ。痛み止めの薬を出しておくね。>

とサラリと説明された。

痛みが結構残るので、運動などは出来ず暫くはおとなしくする生活しかできないが、カラカラカラッしかできない生活よりはずっとマシ

そうして無事退院して、自分が入院していた病院を初めて外から見たが不思議な感じだった。

こうして、痛みから始まり、痛みで終わる入院という名の冒険が終わった。

この場をお借り致しまして、ご心配して下さった方にお礼を申し上げます。

最後に・・

やはり病院はキライです。

看護士さんは可愛い・美人の若い娘っ子が多く楽しめた。

京大病院の呼吸器系外科でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

孤独な戦い


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SF映画のような手術室で、約2時間ほどの手術が無事に終わり、

個室で目が覚めて、執刀医から問題無く終わりましたと安心させられた。

ボーッとした意識の中で、自分の現状を見てみると、両腕に点滴が2箇所、足には何やら空気ポンプのマッサージ器みたいな物が両足に装着され、酸素濃度を数値で出すやつを指に付け、心電図やら何やら訳のわからん物が色々とつけられており、・・・そう左脇腹には例のパイプもついております。

こりゃ動けないなという事がわかったが、これが悪夢の始まりになろうとは・・・

 

現在の時間は夕方の5時頃で、翌朝まで水など一切飲んではダメとお達しがあり・・しかし口の中はカサカサ状態・・

キツッゥ

とにかく寝て、さっさと朝を迎えようと覚悟を決めたのだが、ここからが自分にとっては過酷な事になった。

どこにも時計が無いので、時間が分からないのだが、多分寝て暫くすると傷口の痛みで目が覚めた。

何か体中が痛いのだが、体制を変える事もままならず、体重移動で左右に重心を置いたりするのがやっとで、痛みの和らぐ体制でとにかく寝るようにした

のだが・・

2時間置きに看護婦さんがお越しに来る。

何の為って、体温を測る為と酸素濃度の確認と血圧を測る為、・・

そう・・ええ2時間置きに起こされます。

これが大変過酷な状況になるのだ。

何回か起こされた時だが、体重移動ではお尻や腰がジンジン痛み出し、寝汗はかいて気持ち悪いし、体の節々が痛みだすし、身動き出来ない状態だし、足は空気マッサージみたいな物で固定されているし、

し、し、し・・・・イライラの限界か

もうイィィィィィィィィィィィィ    という神経になり出血しても良いからベットからおろせ・・・

動きたい・・・バタバタしたい・・・全部外せっ・・・自由にしろっ・・・

ガァァァァァっつつ

半ば錯乱状態かと思う程になってしまう自分に気づき、

心落ち着かせては・・・<とにかく何とかして寝て、時間を早く過ごし朝をむかえよう>

そう言い聞かせて、何分間かの精神の格闘をし、疲れて眠る事に成功する。

Z・Z・Z・・・

が・・・

2時間置きにお越しに来る看護婦さん・・・

また、ガァァァァァッッツツと精神との格闘

寝る

起こされて格闘・・・

ガァァァ・・・ワァァァァ・・・ギャァァァ・・・ ・・・

そんなこんなで、何回か繰り返し、疲れ果てた感じで、看護婦さんに<もうすぐ朝だよね>と自分に救いの言葉を聞きたくて聞くと・・

看護婦さんはニコッと笑ってくれて、<今は夜中の2時頃ですよフフっ>

夜中・・・2時・・・うそっ・・まだ半分・・

訳の分からない、何かの絵図等が走馬燈のようにいろいろとまぶたに写って、消えていったのを覚えている・・・

もう無理・・・ええ無理・・・

本当にどうやって朝を迎えたのか、全然記憶に残っていない状態だった。 

キィーキィーする精神状態の中では本当に地獄かと思った。

手術後の夕方から次の日の朝までのこの時間が、一番キツク、一番苦しかった。

今でも私のおいどと腰には、汗疹か何か分からないが、ブツブツ状態で被れていて、かゆいっかゆい

しかし・・・

こんな思いをしても完治はしないそうで、再発するかもしれないし、何も無いかもしれないしという状態だという

本当に健康な体が、いかに幸せかという事をしみじみ思った。

肺よ頑張れっ

頑張れっ

頑張れっ

願うのであった。

 

 

 

入院・・・


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突然ですが、私入院しておりました。

8月22日の早朝に胸が痛苦しくなり、病院に搬送され肺気胸という病に冒されたのです。

左の肺に穴が空きしぼむ病気なのですが、通常元の大きさの半分ぐらいになるそうなのですが、私の時は本当の急性らしく、半分どころかボール玉のように小さくしぼんでおりまして、すぐに左の脇腹に穴を開けて、チューブを入れ、空気を送り込むという処置をとってもらいました。

苦しいのと麻酔注射の痛い事といったら・・あんた・・・ほんま涙もんでっせ・・・

そして、そのまま入院です。

御陰でなんとか肺も膨らみ出して、空気漏れも無い感じで、一安心といったところでした。

何日間か点滴とチューブをつけた状態ですが、穴を開けた傷口よりもチューブが肋骨の間を通っており、肋骨に直接あたる為に結構痛いのです。

寝ころんでもダメ・・座ってもダメ・・        ハァァ・・・・・

そんなこんなで、肺の空気漏れも無く順調な回復だったので、チューブを外せる事になり、念の為に1日だけ様子をみて、一旦退院し自宅療養という話になりました。

また外す時も脇腹に無茶苦茶痛い麻酔注射を打たれ・・・

ほんま涙ものでっせ・・・

苦痛にも耐えて、チューブを外し身軽になり翌朝のレントゲンを撮るだけとなったのです。

がっ・・

明け方から背中に突き抜く痛みと苦しさがあり、レントゲンを撮ると・・

医者が<急ですが、肺がしぼんでますので、手術します>

えっっ、

えっっ・・・手術っ・・・

 

退院という明るい気持ちから・・

手術・再入院・・・

ヒューゥーーードスンッ と落ちていく気持ちとはこの事ですかね・・

 

<では、すぐにチューブを入れますので、処置室に・・・>

えっ・・また・・

昨晩に外したばかりなのに・・・

 

はい注射して、・・はい肉切って・・はいチューブを挿入・・・

・・・

・・・

・・・

そして、その日の2時から緊急手術に・・・

・・・

つづく

 

 

 

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