世界的行事の一つ、クリスマスが近づいておりますが、皆様はどんな戦略を練っておられますかな
今回は私が直接聞いた事や実際におこった事などいくつかお話します。
実話です。
・・・・・
友達のマンションの一室で・・・
クリスマスケーキの蝋燭の変わりに爆竹を立てて、<パンッパンッッメーリークリスマース>という派手な感じにしようと思ったのですが、現実は爆竹の本数が多かったせいかその場にいた人から部屋の天井・ドア・窓にいたるまで、ケーキだらけになり、甘ーい臭いが充満した。当時のケーキはバターケーキの為、べっとり感のある感触がまた何とも・・・
順番に風呂と部屋掃除で、クリスマスの夜は更けていったのである・・
彼女へプレゼント・・・
私の古い友人が、当時に付き合っていた彼女にクリスマスプレゼントをした時の実話。
彼女が、チャウチャウという大型犬を飼うのが夢だというので、友人が大金をはたいてチャウチャウを買い、クリスマスの夜、彼女に<ハイ、プ・レ・ゼ・ン・ト・・・>と気前よく渡して上げた時の事。
彼女は大喜びで犬を抱きしめて首輪に繋がれている縄をしっかりと持ち、友人に<本当に有りが・・・>と言っている途中に犬が急に走り出し、彼女はマンガのように引きずられていき、また出来すぎた話のようにその場を通りがかった400ccのバイクに彼女は惹かれてしまい、犬はそのまま走り去っていったそうじゃ・・・ホンマかいな・・・と思うようなでき事が一瞬で起こった。
彼女は爪がめくれて、顔に少しキズをおい、ちゃっと可愛そうなケガになったそうです。
その後の彼女と犬がどうなったのか、友人は既に亡くなっている為わかりません
一人ぼっちのクリスマスの夜・・・
その子は一人だった。
家にはその子だけしかおらず、話す相手も・・・見つめる相手もいない
声を出す理由が無いため、静かに時間だけが過ぎていく
聞こえてくるのは、空気を読まないTVの音・・・のみ・・・
何気に耳をすますと近隣の家から音や声が聞こえてくる
<メリークリスマース>・・・<大事にするのよ・・・ワーイ有り難う>・・・<美味しい・・・ヤッター>・・・
・・・
明るい
声・・笑い・・・空気・・・家・・・明るいと感じながら聞いていると、何気にその子は家を飛び出していた。
チカチカする飾りの光を横目にしながら、近所の家を1軒1軒覗くように見つめていた。
真っ暗な家は留守だろう・・・外で食べているのかな・・どんな店かな
電気のついている家は・・明るく・・声も聞こえる・・・雰囲気も・・明るい
・・・暖かそう・・・
何か分からないけど、美味しそうな臭いがする・・
その子はセーター1枚しか着ておらず、雪が降ってもおかしくないような冷たい風が吹いている。
その夜の道に立ちすくみ、体は大きく震えているのに、何も感じ無いようにしようと感情を殺している子供・・・
まだ何も食べていないなぁ・・・でも何も食べたく無いなぁ・・食べるなら明るい食べ物がいいな・・・暖かくて・・・目の前に置いてあって・・・早く頂きますしようよ・・・なんて言いながら
ヒュゥゥゥ・・・
ハァァッ 寒いや・・とても・・・
寒いよ・・寒いよ・・寒いよ・・だれかお話してよ・・・しゃべってよ・・
何で僕だけ・・僕だけ・・
お腹空いたよ・・・欲しいよ・・・欲しいよ・・・
・・・・
何もかもが暗いと感じるひとりぼっちのクリスマスの夜・・・
・・・
これは、ある子供のお話で、言葉にならないのに一生懸命話してくれた実話です。
世の中には楽しく明るいクリスマスを過ごす人ばかりではありません
何の責任もないのに世間に見放された様に生きている小さな子供が実際にはいるのです。
今では、お話のその子は大きくなって強く生きていますが、子供の頃の思い出は無理に消してしまい、何も思い出さないと言います。
思い出のない人生を過ごすって、想像出来ますか
悲しいです。
私自身に強く残って居る体験なのですが、よく人は一人では生きれないと言います。
その通りだと思いますが、ある時期だけ、一人で生きていかなければならない様になってしまった子供が実際にはおります。
その時その瞬間に手助けが出来ればと切に願っております。
暖かい世界に
暖かい日本に
暖かい京都に
まず身近な所から暖かくしましょう
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