空家を所有している方、
3階建の戸建て住宅で、
周辺に飲食店や保育所・福祉施設などのニーズがある地域の場合、
朗報です。
国土交通省は全国で増え続ける空家を福祉施設などニーズが高い施設として活用しやすくするため、建築基準法を改正する方針を発表しました。
1、耐火基準の緩和
例えば、3階建ての戸建住宅の用途変更をする場合には、耐火対策の強化などの規制が厳しく、費用面で断念せざるを得ないという問題が今あります。
そこで、3階建て戸建住宅を転用する場合、延床面積が200平米未満であれば、厳しい耐火対策を緩和し、警報設備やスプリンクラーの新設だけでよくする方針です。
費用は現状の10分の1程度ですむ見通しです。
2、用途変更手続きの緩和
現在、延床面積が100平米を超える場合の用途変更では、建築確認が必要です。
これを、200平米を超える場合に絞る方針です。
これにより戸建て全体の9割で建築確認が不要となる見通しです。
法案は今後の通常国会で審議されます。