住宅ローンの控除期間が13年に延長 2019年度 与党税制改正大綱

こんにちは。寒さがだんだんと厳しくなり、先日も通勤途中に京都北部の山が雪化粧しているのが見えました。
毎年この時期に与党税制改正大綱が発表されます。
2019年度の住宅関連の税制改正は主に住宅ローン減税です。

2019年10月の消費増税の対策として、住宅ローン減税を現行の10年から13年に延長されます。
対象となるのは2019年10月1日から2020年12月末までに入居する場合です。

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なお、契約から引き渡しまでの期間が長い住宅では、消費税の額は、引渡し時点の税率により決定します。
ただし、消費税引き上げより半年前に契約している場合は、増税前の税率が適用されることになります。
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また、住宅エコポイントが「次世代住宅エコポイント」として復活。2020年3月末までに契約した人に限り省エネや耐震、バリアフリーなどの性能を持つ住宅を購入・改修するとポイントがもらえるようになります。
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住宅購入者に対する「すまい給付金」は、消費増税後は現行の最大30万円から最大50万円にアップ、
贈与税非課税枠は最大3000万円に拡大することが決まっています。
http://sumai-kyufu.jp/lp/
マンガでわかる住宅関連税制とすまい給付金
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ちょうど1年前、2017年12月の税制改正大綱にあった「年末調整の電子化」、これは住宅ローン控除申告書などを電子データで提出することができるようにする仕組みで、準備が進んでいるようです。2020年の年末は新しい方法で申請できるかもしれませんね。